ビジョン
代表取締役会長兼社長
青木 正之
「IT」×「医療」×「AI」でお客様を支援、医療ビッグデータのリーディングカンパニーを目指します。
当社は、医療業界のDX化に伴い時代の変化を予測し、医療情報システムの更なるAI搭載エンジンの開発に注力してまいりました。ヒストリーとして1986年の創業から医事会計システムの開発を手がけ、1999年には日本初のレセプト点検専用ソフト「MightyChecker®」の市場投入を皮切りに、2012年にUbicomグループメディカル部門として邁進を続けてまいりました。その後2016年の東証上場を機に「MightyChecker®」「Mighty QUBE ®」の販売を強化、2018年にはバージョンアップ版として更なる機能拡張を加えた「MightyChecker ® EX」の販売開始、続いて「MightyChecker® Cloud」、さらに直近では「Mighty QUBE® Hybrid」等々のソフトをクロスセルし、現在約2万件の医療法人をサポートさせていただいております。また、今後新しい商品を開発し医療業界における医療従事者の皆様方、及び患者様に対してのプラットフォームを更に構築すべく、昨今は当社が用いる医療データベースを元にAI病名予測エンジンを搭載し、生命保険業界においてお役立ていただける「保険ナレッジプラットフォーム」をリリースさせていただいております。すでに、金融庁指導のもと生命保険会社において実装が始まっております。
医療業界においては現在約2万件の医療法人、さらに毎年800~1,000件の医療法人を受注させていただいており、さらに成長させていこうと思っております。当社は少子高齢化問題が深刻化する日本国の医療DX化において、医療従事者や患者様、及び社会に貢献できる企業を目指します。すべては「医療従事者のため・患者様のため」に更なる成長してまいります。
今後は、レセプトデータ処理技術および医療ビッグデータにアクセスできる有利なポジションを活かし、また、グループの掲げる3A分野(「Automation(ソフトウェアテスト自動化)」「Analytics(分析)」「AI(人工知能)」)の知見を最大限活用するとともに、フィリピン子会社間の積極的なオフショア化を推進してグループ間シナジーを最大限発揮してまいります。また、今期よりスタートいたしましたUbicomグループにおけるメディカル事業の第2成長フェーズにおいて、上記のビジネスモデル以外にも新プラットフォームビジネス(データ分析・保険ナレッジ・遠隔サービス・マイナポータル・データヘルス・PHR・利用ユーザー人材プラットフォーム)を中長期的に実行してまいります。
私たちのビジョンは、常に変革を求める組織として、社員一人ひとりが成長し、夢を追い続けることです。今後も「医療ビッグデータ分析のリーディングカンパニー」としての地位をさらに強固にし、社会への貢献とともに、持続的な成長を目指してまいります。
青木 正之