Mighty Trace System とは
Mighty Trace System(マイティー・トレース・システム)は細胞培養などにおける工程管理支援システムです。再生医療の細胞製造現場および、研究開発ラボでも幅広い利用が可能です。このシステムは、ログインID,パスワードの管理やアクセス制限、監査証跡など機能を有し設計、開発されています。患者管理、培養予約・計画・工程進捗を管理し、細胞の受入から培養、出荷に至る複雑かつ厳密な作業をトータルサポートします。さらに、バーコードの利用によるトレース機能により細胞の取り間違いなどのヒューマンエラーの防止を支援することが可能です。また、CPC独自の発注・在庫管理機能もあり培養計画時に在庫の安全担保や原価計算にも利用でき、ロケーション管理機能で細胞がどの場所に保管管理させているのか、システムで管理ができます。
Mighty Trace System の特長
一元管理による見える化
患者別、あるいは検体別の一元管理が可能です。検体の入荷から培養、出荷までをバーコードで取り間違いをチェックします。また、一覧表にて各培養状況の見える化が可能です。使いやすい指図、工程表
培養プロトコルに準じ1日の作業の工程表の登録が可能です。写真の貼り付けや、細胞数カウント、フラスコなどの確認機能などがあります。培養状況に応じて、指図や工程の追加、削除がその場で可能です。容易に培養プロトコルが作成可能
培養プロトコルは、階層化されており、工程⇒指図⇒培養プロトコル(SOP)と作成致します。各マスターのコピー機能により管理者は、容易に変更が可能です。細胞を保存するロケーション管理
インキュベータの使用状態や、低温フリーザ、窒素タンクなどの保存した細胞のロケーションを登録できます。下図の様にカーソルを当てると保存してある情報を表示します。CPCの原価管理にも利用できる発注・在庫機能
CPC室独自の薬剤、物品の発注、入庫管理、在庫管理などが可能です。薬剤はロット番号、有効期限などを管理します。物品により工程で使用した場合の消費機能もあります。薬剤は、開封、使用済みなどの管理を行ないます。システム構成について
このマイティー・トレース・システムはWeb技術で開発されています、サーバ機を準備すれば、クライアントは何台でも追加・接続が可能です。また、クラウドサービスを構築すると複数のCPC拠点を管理することが可能です。システム構築の詳細につきましては、別途ご相談ください。
★再生医療支援クラウドサービスイメージ